ステロイドの塗り薬は、作用の強さで5つのランクに分類されます。
ランクⅠ…作用が最も強い (Strongest)
ランクⅡ…作用がかなり強い (Very strong)
ランクⅢ…作用が強い (Strong)
ランクⅣ…作用が中程度 (Medium)
ランクⅤ…作用が弱い (Weak)
※このうち、市販薬として販売されているステロイド外用薬はランクⅢ~Ⅴとなります。
ランクⅡ以上をお求めの場合は皮膚科や薬局に相談しましょう。
1. ステロイドの強さは『成分名』を見る
ステロイド外用薬の強さは、薬の『成分』で異なります。
そのため一般的に、『成分名』で強さを判断します。
成分名と言われてもワカリマセン。
安心してください!
実は必ずどこかに書いてあります。
まずは下の “先発品” の写真を参照してください。
このお薬は”Mediumランク“に分類される「キンダベート軟膏」です。
先発品の場合、成分名ではなく製品名で大きく文字が記載されています。
つまり、
赤く囲った「クロベタゾン酪酸エステル軟膏」がこの薬の一般名(成分名)です。
※後発医薬品の場合
ほとんどの後発医薬品は “薬の成分の名前=薬の名前”になっているので、後発医薬品の場合は簡単に成分名がわかります。
例えばキンダベート軟膏の成分の名前は、クロベタゾン酪酸エステルなので、後発医薬品は「クロベタゾン酪酸エステル軟膏」の名前で販売されています。
ジェネリック医薬品って聞いたことあるけど、それはどうなの?
ちなみに後発医薬品は、一般名(generic name)で処方されることが多いため、“ジェネリック(generic)医薬品”と呼ばれています。
な、なるほど!
先発品と後発品(ジェネリック)がある
っていうことなのか・・・。
2. ステロイド外用薬 強さ一覧表
ステロイド外用薬のランク分類をすべて『成分名』でまとめましたので、参考にしてください。
「○○酸エステル」までが重要です。
お間違いないよう確認してください。
ちなみに、
ステロイド外用薬を正しく選択するには
- 皮疹の重症度
- 使用部位
- 年齢
などを考慮する必要があります。
これらを考慮して、皮膚科医は薬を処方しているんですね。
お肌への吸収量が多くなることで副作用がでる場合があります。
使用の際は必ず皮膚科医や薬剤師へ相談してください😌
もし良ければブックマークをしてください!
そして薬が処方される度に確認して、薬を安全に使ってくださいね♪
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