こんにちは。お薬ください。
顔の湿疹ですね。
ステロイド外用薬が1日2回で処方されていますよ。
メイクはどうしたら良いですか?
お薬を使用している間は、お化粧を控エテクダサイ。
じゃあどうしたら良いのよ!!
メイクをする方は皆さん悩みますよね。
ビジネスシーンからプライベートまで、お化粧する理由は人それぞれです。
塗り薬を使用している間も、
お化粧することができます。
薬の種類によって注意点が異なりますので、3つのパターンをご紹介します。
1. 保湿剤を使用する場合
保湿剤を使用する場合は、一般的に
の順番で使用します。
美容液はどうしたらいいのかしら?
と悩まれる方もいるかと思いますが、お薬もスキンケアも基本は同じです。
油分が多いものを先に使用すると、後から使う水分がお肌に浸透しづらくなります。
そのため、水分が多いサラサラしたものから先に使用します。
ここでいう保湿剤とは、軟膏タイプやクリームタイプのことを指します。
液体タイプのものであれば、化粧水や乳液の前に使用しても構いません。
2. 保湿剤以外の治療薬を使用する場合
保湿剤 “以外”の治療薬というと、
- ステロイド
- 非ステロイド(プロトピック、コレクチムなど)
- ニキビ治療薬
などを指します。
こちらも順番は、
治療薬⇒お化粧 の順番で塗布します。
しかし、治療薬の場合は保湿剤と違い注意点があります。
それは副作用のリスクです。
治療薬を塗ったあとに、ファンデーションなどのお化粧で蓋をしてしまうと、密封状態となり、治療薬の吸収率が上がります。
顔は吸収率が高い部位なので、副作用のリスクがさらに上がります。
じゃあどうしたら良いのよ!!
塗った治療薬を密封状態にさせないようにするためには、ファンデーションは『薄め』を意識して使用することが重要です。
短期間の使用であればさほど影響はありませんが、いずれにしても起こりうる副作用を理解しておけば安心ですね。
3. 保湿剤と治療薬の両方を使用する場合
おそらく皮膚科に受診した場合は、このパターンが最も多いかと思います。
保湿剤と治療薬の両方が処方された場合は、
保湿剤⇒治療薬⇒お化粧 の順番になります。
もし順番を間違ったらどうなりますか?
副作用のリスクが高くなります!
保湿剤と治療薬の順番については、こちらの記事を参考にしてください。
4. まとめ
治療期間はお化粧を控えたほうが無難ですが、
基本的にお化粧をしても問題ありません。
必ずこちらの順番を守って使用してください。
ただし、
保湿剤”以外”の治療薬を使用される場合は、ばっちりメイクを控え、薄めのメイクを意識してください。
正しい順番をきちんと守って、安心してお化粧を楽しんでくださいね。
治療薬は1日2回で処方されることがほとんどです。
お化粧をするからといって、1日1回の塗布に変更してしまうと、治療が長引き悪化する可能性があるので注意してください。
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